等級別の後遺障害等級表（11～14級）

目次

はじめに

自賠責の後遺障害等級を、用語の一部をわかりやすく言い換えて整理したものです。

11級

系統
(分類)		 部位 障害内容
眼
(器質)		 片眼の まぶたに著しい欠損を残す
眼
(機能)		 両眼の 眼球に著しい調節機能
障害を残す
眼
(機能)		 両眼の 眼球に著しい運動障害
を残す
眼
(機能)		 両眼の まぶたに著しい運動障害
を残す
耳
(機能)		 両耳の 聴力が、1m以上で「小声」を解することができない
耳
(機能)		 片耳の 聴力が、40cm以上で「普通の話声」を解することができない
口
(器質)		 10歯以上に 歯科補綴を加えた
臓器
(機能)		 胸腹部臓器の 機能に障害を残し
「労務遂行に、相当程度の支障がある」
体部
(器質)		 脊柱に 変形を残す
手指
(器質)		 手指(片)の 人差指を失った
手指
(器質)		 手指(片)の 中指を失った
手指
(器質)		 手指(片)の 薬指を失った
足指
(機能)		 足指(片)の 親指含む2本以上を廃した

12級

系統
(分類)		 部位 障害内容
神経
(機能)		 局部に 頑固な神経症状を残す
眼
(機能)		 片眼の 眼球に著しい調節機能
障害を残す
眼
(機能)		 片眼の 眼球に著しい運動障害
を残す
眼
(機能)		 片眼の まぶたに著しい運動障害
を残す
耳
(器質)		 片耳の 耳殻の大部分を欠損した
口
(器質)		 7歯以上に 歯科補綴を加えた
体部
(器質)		 鎖骨に 著しい変形を残す
体部
(器質)		 胸骨に 著しい変形を残す
体部
(器質)		 肋骨に 著しい変形を残す
体部
(器質)		 肩胛骨に 著しい変形を残す
体部
(器質)		 骨盤骨に 著しい変形を残す
上肢
(器質)		 (腕の)長管骨に 変形を残す
上肢
(機能)		 片腕の 肩・肘・手首の1つに関節機能障害を残す
下肢
(器質)		 (脚の)長管骨に 変形を残す
下肢
(機能)		 片脚の 股・膝・足首の1つに関節機能障害を残す
手指
(器質)		 手指(片)の 小指を失った
手指
(機能)		 手指(片)の 人差指の用を廃した
手指
(機能)		 手指(片)の 中指の用を廃した
手指
(機能)		 手指(片)の 薬指の用を廃した
足指
(器質)		 足指(片)の 人差指を失った
足指
(器質)		 足指(片)の 人差指を含む2本を失った
足指
(器質)		 足指(片)の 中指～小指の3本を失った
足指
(機能)		 足指(片)の 親指の用を廃した
足指
(機能)		 足指(片)の 親指以外の4本の
用を廃した
醜状
(器質)		 外貌に 醜状を残す

13級

系統
(分類)		 部位 障害内容
眼
(器質)		 両眼の まぶたの一部に欠損を残す
眼
(機能)		 正面以外を見たとき 複視の症状を残す
眼
(機能)		 片眼の 矯正視力0・6以下
眼
(機能)		 片眼に 半盲症を残す
眼
(機能)		 片眼に 視野狭窄を残す
眼
(機能)		 片眼に 視野変状を残す
眼
(器質)		 両眼の まぶたにまつげはげを残す
口
(器質)		 5歯以上に 歯科補綴を加えた
臓器
(機能)		 胸腹部臓器の 機能に障害を残す
下肢
(器質)		 片脚を 1cm以上短縮した
手指
(器質)		 手指(片)の 親指の指骨の一部を失った
手指
(機能)		 手指(片)の 小指の用を廃した
足指
(器質)		 足指(片)の 中指から小指のうち1～2本を失った
足指
(機能)		 足指(片)の 人差指の用を廃した
足指
(機能)		 足指(片)の 人差指を含む2本の用を廃した
足指
(機能)		 足指(片)の 中指～小指の3本の用を廃した

14級

系統
(分類)		 部位 障害内容
神経
(機能)		 局部に 神経症状を残す
眼
(器質)		 片眼の まぶたの一部に欠損を残す
眼
(器質)		 片眼の まぶたにまつげはげを残す
耳
(機能)		 片耳の 聴力が、1m以上で「小声」を解せない
口
(器質)		 3歯以上に 歯科補綴を加えた
手指
(器質)		 手指(片)の 親指以外の指の、指骨の一部を失った
手指(機能) 手指(片)の 親指以外の指の、遠位指節間関節を屈伸できない
足指
(機能)		 足指(片)の 中指から小指のうち1～2本の用を廃した
醜状
(器質)		 腕の露出面に 手のひらサイズの
傷痕を残す
醜状
(器質)		 脚の露出面に 手のひらサイズの
傷痕を残す